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2007年05月30日
スパムサイト作成講座29 - スパムサイトは画面幅 760px で設計すべし
スパムサイトのお客さんといえば「被検索ユーザー」だ。
そして、広告やアフィリンクなどを抵抗無くクリックしてくれるのは「ネット初級ユーザー」だ。
特に YST からのリーチが高いスパムサイトでは、良質なユーザーを集めている可能性が高くスパムサイトとしての価値は高いといえるだろう。
そんなユーザーに対してサイトの設計上、基本となるのが「画面サイズをどう設計するか」だ。
もう何度も繰り返し話しが出ているもので改めて取り上げるのもどうかと思ったが、一応データを提示して再度確認しておこう。
BROWSIZE を使ってスパムサイト来訪者の画面サイズを測定したデータが以下のものだ。
各画面サイズの範囲で使っているユーザーの割合を示している。
まずは昨年 8 月時点のもの。(あとで読むしておいたものを掘り出した)
次に、今週集計したもの。
上記で注目すべきは 800px 以下のユーザーがいまだ 2 割程度いるということだ。
昨年8月から改善されてはいるものの、まだ「800px以下」のユーザーというのは無視できない。
赤い下線で示しているとおり、サイトの横幅を 760px で設計していれば、横スクロールが表示されるユーザーは、ほぼ無視できる範囲に落ち着く(昨年8月のデータと比較して、640px の呪縛から開放されつつあることは歓迎すべきだろう)。
したがって、スパムサイトは「760px」できちんと表示されるように設計すべきである。
蛇足ながら念を押しておくと、もしあなたが「表示しきれなかったらユーザーがウィンドウサイズを広げてくれる」と期待するのであれば、それは大きな間違いだ。
800px 程度で表示しているユーザーは、典型的には横1024pxのモニター上でブラウザを画面いっぱいに表示し、サイドバーに「お気に入り」を常時表示した状態である、と考えるべきだ。つまり、そもそもウィンドウサイズを広げることなんてできない。
というわけで、まぁ基本の確認エントリなわけだが、ここに定規も用意しておいたので、気になる人はチェックしてみて欲しい。
ちなみに、私はスパムサイトはできるだけ(固定幅ではなく)横幅可変で設計すべきだと思っている(トップページを除く)。
コンテンツ自体を見せる画面は固定幅でもいいのだが、選択肢(含む広告)を提示する画面は可変幅の方がユーザーも認識しやすいのではないかと考えているからだ(まぁ、かなり主観的なんだけど)。
※本エントリはスパムサイトをネタにしたSEO講座です・・・いい意味で。⇒序章を参照
投稿者 aka : 2007年05月30日 13:00 / 2007年05月 / SEO (スパムサイト講座)
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