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2007年03月26日

スパムサイト作成講座18 - AdSense の貼り方 あとで読む

YST のインデックス数の変化が遅々としている(というか失敗した感たっぷり)ので、間をつなぐために(?)AdSense を張ってみることにしよう。

AdSense はご存知 Google が提供しているコンテンツマッチ広告だが、良質な広告主が集まっているためコンテンツとしても良質である(と書いてはいけないのだが)。

まぁ、アサマシと言われてもいい。実験サイトの間をつなぐためにも AdSense を貼ってその後の経過などを報告していくことにしよう。

さて、AdSense の貼り方であるが、まっとうなサイトであれば、読者は一目散にコンテンツを読もうとする。
そのため、メディアサイトなど、多くはコンテンツの途中に視界を遮るように広告をいれている。
※もちろん上部のビッグバナーなどもまだ存在しているけど。


しかし、スパムサイトでは、そもそも到達してくる読者はコンテンツに対して懐疑的であり「読む」というより「判断する」ことに全力を注ぐだろう。

したがって、スパムサイトでは、全体像をつかむためのメニュー的なポジション、コンテンツの入り口、出口、という3箇所に広告を貼るのが最も効果的だと思う。


なお、念のため先に書いておくが、スパムサイトといえども AdSense のガイドライン に反することはしてはならない。
広告の周囲に画像を配置したり、広告を「スポンサードリンク」など決められた言葉以外のラベルを配置するといったことが該当するので注意すること。


ということで、敢えてさまざまなリスクを省みず広告を配置してみた。

まずはリンクユニットを表示する。
この広告はキーワードがクリックされた時点では報酬は発生せず、その後に表示される広告一覧をクリックしたときに報酬が発生するという仕組みだ。
意外に知られていないようなのだが、この広告フォーマットは検索リーチに対して非常に高い CPM を発揮する。

ということで、ヘッダはこんな感じに変更した。

spam-2007032601.gif

関連語を h2 タグ(水色の部分)に押し込み、その下に リンクユニットを表示した。
(ちなみにリンクの色が紫になっているのはもちろん既にクリックされたリンクだからではない、以下略。)

なお、表示している広告がリンクユニットでありかつ左に「Ads by Google」という表示が伴っているので問題ないとは思うが、ひょっとするとこの表示方法でも上部の h2 タグの部分(水色部分)が広告ラベルとみなされ、ガイドラインに抵触すると判断されるかもしれない。(一応行間を余分にいれておいたが、ちょっと心配だ)。


次に入り口に配置するのが常套手段であるが、どうもコンテンツのトップを広告にすると本当にスパムサイトっぽく=広告がコンテンツっぽくなってしまうので、今回は出口だけにいれることにしよう。

スクロールして下までいくと広告が表示されるようにしてみた。

spam-2007032602.gif

コンテンツ末尾に、最も効果が高いといわれる 336×280 レクタングルを貼り付けた。
※注:画像貼り付け後、やはり「スポンサードリンク」を入れて広告を明確に切り分けることにした。


よく「コンテンツ末尾が有効」といわれるが、意外に重要なのは「末尾までスクロールしたとき、画面の中央に表示されているか」だったりすると思う。

標準的なウィンドウサイズで検証し、広告が画面のどの位置に表示されるかも良く見ておく必要があるだろう。

さて、こんな感じで広告を配置してしばらく様子をみることにする。
※注意深く見ると初めてのページに表示される広告については、ドメイン名がピリリと効いているのもお分かりいただけるかと思う。


なお、広告の貼り方には人それぞれいろいろある。まとめサイトもたくさんあるので、興味がある方はいろいろと読んでみるのがいいだろう。

お勧め例⇒Google AdSense: Facts, FAQs and Tools | Smashing Magazine


ところでスパムサイト講座をやっていてこんなことを書くのも何ではあるが、広告とは広告主の役に立ってナンボのものだと思う。

広告を目立たせることとクリックさせることには大きな違いがあり、テクニックに走ってはいけないと思う。と、まぁ、ここまで書いてこんなこと言っても信頼度ゼロだろうが・・・。いや本当に。


敢えて具体例をあげると、ウィンドウの右または左にスカイスクレーパーをぴったり貼り付ける方法(ウィンドウを前面に表示しようとしたときの誤クリックを誘導する)や、「次へ」「次へ」をクリックしていくとその場所が広告になる(次へ次へ次へ広告)、など、いろいろなテクニックはあるようだが、まぁ、ほどほどに。


あくまでも、広告とは自分のサイトに来た人に幅広い選択肢を提供する一つの方法、と考えて細く長く付き合うことを考えて欲しいと思う。ってこんな講座やってて本当になんですが・・・。

実験サイト


※本エントリはスパムサイトをネタにしたSEO講座です・・・いい意味で。⇒序章を参照

投稿者 aka : 2007年03月26日 23:20  / 2007年03月 / SEO (スパムサイト講座)

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コメント

いつも本当に楽しく拝見しております。

> YST のインデックス数の変化が遅々としている

http://www.alexa.com/data/details/traffic_details?site0=sfa-cms.com&site1=sfa-crm.com&site2=&site3=&site4=&y=r&z=2&h=400&w=700&range=3m&size=Large&url=sfa-cms.com

でも、アクセス数は順調に伸びていますね!

投稿者 yu : 日時 2007年03月27日 03:03

参考になりました。
弊サイトでも生かしたいと思います。

投稿者 福山市 : 日時 2007年07月28日 12:53

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