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2007年03月22日
スパムサイト作成講座17 - ドメインを分割して 301 でリダイレクトする
先日のエントリの答えをアップしておいた。
実験サイトで、キーワードをクリックしていくと・・・
末端ページだけいきなり「sfa-crm.com」という別ドメインになっている。
現在の実験ページの YST に対するインデックスが低いので、末端ページだけ別ドメインに分けるという荒業に出たのだ。
人間が見ると普通のサイトだが、機械から見ると内部リンク・外部リンクが複雑にからみあったサイトになったというわけだ。
今回の修正が吉とでるのか凶とでるのかはわからないが(※過去の経験則が当てはまらないという意味において)、徐々に sfa-crm サイトもインデックスされだしてきたのでしばらく様子を見るとしよう。
さて、今回の作業で注意すべき点が3つほどあるので、簡潔にまとめておこう。
■既存のインデックスを無駄にしないため、元ページへのリーチは必ず HTTP 301 でリダイレクトさせる
PHP で書くとこんな感じになる。
// 301 Moved Permanently
header("HTTP/1.1 301 Moved Permanently");
header("Location: http://www.sfa-cms.com/");
これにより、既にインデックスされているページを無駄にせず、新規ドメインに移行することができる。
■新規ドメインのトップページ
新規ドメイン sfa-crm.com にはドメイントップのページがない。
本来はこのドメインのトップには、フラットなサイトマップとして内部リンクを配置するのが良いのだが、実験として SFA-CRM のトップへリダイレクトするように設定している。
このときは上記の 301 を使わず 302 で転送している。これは sfa-crm が sfa-cms と同一ドメインであると認識されると困るからである。
(余談) 別ドメインに分ける場合、IPアドレスも変更するほうがいいという噂がある。Google では Matt Cutts のブログを見る限り、IP アドレスは無関係だと判断できるのだが YST の仕様については不明である。個人的には、Matt Cutts の情報は「普通のサイト」の場合であり、スパムサイト場合には当てはまらないのではないかと疑っているのだが。。。
■パンくずリストを削除
YST の傾向は以前書いたとおり、1. フラット構造が好き、2. 内部リンク重視、3. 外向きリンクも評価、4. 大量ページもフレッシュクロール、などの傾向がある、と思う。
そのため、ページからパンくずリストを削除し、代わりに関連ページへのリンクを画面上部に配置した。縦向きの遷移より、横向きの遷移を優先してくれ、ということだ。こちらも様子を見ながら調整していくことになるだろう。
ドメインを分けたことでインデックス数は一旦減少に転じる。タイムラグがあるためだがちょっとドキドキする。
せっかくの 150 万PV/月の理想スパムサイトなので、フルに遊んでみたいと思う。
・現在のインデックス
SFA-CMS Google : 約22,500 件
SFA-CMS Yahoo : 約3,410 件
SFA-CRM Google : 約1,790 件
SFA-CRM Yahoo : 約4 件
※本エントリはスパムサイトをネタにしたSEO講座です・・・いい意味で。⇒序章を参照
投稿者 aka : 2007年03月22日 13:18 / 2007年03月 / SEO (スパムサイト講座)
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