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2006年02月07日

日経産業新聞に開発合宿が掲載されました あとで読む

昨日の日経産業新聞に「ラボ」核に技術力磨く」というタイトルで

 ・ECナビ
 ・サイボウズ
 ・サイドフィード

が並んで紹介されました。
#えっ ;;;

同列に並ぶだけでも大変恐縮な感じなんですが、サイドフィードの活動については

 ・ブログを使ったコミュニケーションを宣伝と機能向上に生かす
 ・合宿で開発効率を上げる

の2点が紹介されました。

いよいよこれで開発合宿もメジャーになってきました!


・・・ということではなく、記事の背景には、大企業に対抗するために戦力の小ささをいかにして武器に変えるか、という点があります。

#こちらでも取り上げていただいています
#⇒ POLAR BEAR BLOG: ラボとユーザーの境界線

さて、「ラボ」というと、なんとなく「研究所」という感じがしますが、他社はともかく、私が心がけているのは次の2点です。

 1. シンプルにして公開する
 2. イノベーションを狙わない

1. についてはもちろん、自分の納得いく製品・サービスを納得いく品質で、という「ユーザーとの約束」がありますが、単機能勝負でエッジの効いたサービスを公開していくことから可能性が引き出されてくると思います。
#機能を増やすことはユーザーの増加には貢献しますが、可能性を増やすことにはつながりません。きっと。
#(もちろん、すでに事業化されているものであれば機能追加で問題ないのですが)


2. については、賛否両論あるかもしれませんが、イノベーションとは狙って起こすものではなく、結果的なものだと考えています。
マイクロソフトもGoogleもAppleも、設立当初から現在の姿を「狙った」わけではないと思います。
当初は単に、パソコンや検索というものの魅力や可能性に惹かれ、ただただそれを便利に提供したいと思っていただけです、きっと。
#少なくとも、Google の Larry Page などは(奇遇にも)同じプロジェクトにいましたので、そう言えます。


ということで、個人的には

 ・ラボに行ってなんか作るよ

という人が集まった(集められた)ラボから新しいものが生まれることは期待しずらく

 ・これ面白い!便利!

と感じる「何か」を持っている人が集まったラボ(いや、それこそ個人でも開発合宿だけでもいい)は真の「何か」を生み出してくるはずだ、と思います。


ということで変なまとめですが、会社組織などの枠にとらわれず、「何か」を持っている人が、今後もっともっとお活発に活動していくことに(個人的に)かなり期待しています。

投稿者 aka : 2006年02月07日 16:15  / 2006年02月 / (~2006) My RSS について

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今週の月曜日の日経産業新聞に ライブドア事件 ネット業界は今† -- 「ラボ」核に技術力磨く 独自サービス開発に注力(日経産業新聞2006年2月6日、... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年02月09日 03:08

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こんなツールが欲しいなぁと思っていたら、他でも似た話題を見かけたので、書いてみます。 もしかしたら、既にどこかにあるかもしれないし A^^;; どういうツールか... [続きを読む]

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コメント

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投稿者 Jessica : 日時 2008年01月29日 09:29

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