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2010年04月16日
ツイット・キャスティングのすべてのライブが iPhone/iPad で閲覧できるようになりました
お知らせという名の愚痴エントリですが・・・ま、愚痴はさておき。
ツイットキャスティングで配信するライブ、これまでは iPhone だと「音がでない!」という状態だったのですが、ようやく音声がでるようになりました。
iPhone から見るとうにょうにょ動いている画面の真ん中に「△」の印がでていますので、これをクリックすると Quick Time が立ち上がり、ライブを閲覧できるようになります。
残念ながら全画面表示で Quick Time が立ち上がるのでコメントとかは見れませんが、通常のツイッタークライアント (Echofonとか) からでもライブが閲覧できるので、便利といえば便利かと思います。
また、こっそり iPad にも対応していて
iPad で△をおすと、(ここがiPadのすごいところなんですが) Quick Time がインラインで立ち上がり、そのページにとどまったままでライブが再生されます。
インライン再生便利!
ということで、iPhone / iPad でもすべてのライブで音声でます。ふー。。
ちなみに先週リジェクトされた閲覧アプリについても、失意の谷底から這い上がり、ようやく昨日提出しました。うまくいけば来週公開されると思います。
閲覧アプリを使うとコメントを読み書きできるのはもちろん、ライブのプッシュ通知の機能が搭載されています。
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さて、で、iPhone からライブ閲覧には、かの悪名高い HTTP Live Streaming という技術を用いています。
自動的に最適な帯域を選択してネットワークの状態に応じて柔軟に配信できるからデベロッパーは何も考えなくても高クオリティな配信が可能、というのがウリなわけですが、まぁ、全自動でまともに動くなんて期待しては・・・
が、完全に独自のプロトコルというわけではなく、デジタル放送とかにも使われていたりするわけで、それほど否定するものでもありませんね。
で、現在は私の至らぬところからいろんな制約があり、まず 10 秒ほどの遅延があり、映像も少しクオリティが落ち、音質もちょっと微妙なところがあり、でも使用帯域だけは増える、という、もう個人的にもまったく納得いかない状況になっています。
が、これを使わない限り・・・ Apple 先生が忠誠を見せろというとなので頑張って対応させています。これからも改善していかないとですね。
(配信サーバーを MacOSX にすればいろいろ解決するようなのですが・・・いやぁ必要なツールはオープンソースで配布して欲しいです・・・ MacOSX のバイナリ配布のみってひどすぎるそれもありかなと思います(棒読み)。)
ま、この続きは閲覧アプリが公開されたときに。。
ということで、iPhone でも閲覧できるようになりました。よ、と。
この3週間、審査のせいで足踏みしてしまいましたが、ようやく次のステップに進めそうでほっとしています。
ということで、引き続き TwitCasting よろしくお願いします=ー
投稿者 aka : 2010年04月16日 16:39 / 2010年04月 / お知らせ
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コメント
友人(ITに関して無知な人)がこんなことできないかと
相談をうけたのがストリーミングで、TwitCastingを基本にすれば可能なような印象をうけました。
そこで配信サーバをいろいろ調べていましたが、
TwitCastingの配信サーバは、何をつかわれているか参考に教えていただければと思いました。
主なものは、Adobe Flash Media Server、Wowza、Red5等
あると思いますが、どうでしょう。
Wowzaかなとかってに思っています。
投稿者 ヒムロ : 日時 2010年09月10日 21:19