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2009年02月06日
Amazon S3 でできること
Amazon S3 でできることをざーーーーっとメモ。
■基本
- バケットを作って、その中にディレクトリ/ファイルをいくらでも放り込める
- バケットには誰でも見れる/許可したAmazonユーザーのみ見れる、などのアクセス権を設定可能
- 容量と転送量とアクセス回数で課金。容量は安く、転送量は中くらいでアクセス回数はぼーっとしてると結構かかりそう。twitter はいくら払っているのだろう。
- Content-Type も指定してアップできるので、S3 のデータはブラウザから簡単に参照できる。
- バケット名.s3.amazonaws.com というドメインになるが、DNS の CNAME を設定することで独自ドメインにあるように見せることも可能。
- 上記の方法はバケット名をドメイン名にすること。つまり image.sidefeed.com というドメインで S3 を使いたいなら バケット名を image.sidefeed.com にする。
■中級
- 保存するデータには任意のメタデータを入れることができる(2kbまで)。
- アクセス権を設定したデータも、個別に認証パラメータを URL に含めることで任意のユーザーにダウンロードを許可することができる。
- 上記の認証パラメータは時間制限。何時までダウンロード可、という暗号パラメータを付加する。
- S3へのアクセスログを記録するように設定することも可能。その場合、ログ出力バケットを別途用意する。
- S3 を Post 先とするフォームを提供することで、Webページを閲覧しているユーザーがローカルファイルを直接 S3 にアップロードできるようにすることも可能。
- 上記については、フォームの有効期限、アップロード先、アップロード後にリダイレクトするURL などの制約を指定可能。意外に使えるかも。
- Cloud Front にサインアップしてバケットを Distribute 指定すると、CDN を使って世界中どこからでも高速にファイルをダウンロードできる環境を構築できる。
- Cloud Front も CNAME を設定することで独自ドメインを利用することが可能。こちらは登録が必要なので S3Fox などを使うのが便利かと。
■上級
- じゃぁ S3 だけでブログを作れるかな、と思ったけど、index ファイルに対応していないので、URI = / でアクセスすると変な XML ファイルが返ってくるから無理っぽい。
- バケットに Requester Pays を指定すれば、ファイルをダウンロードする人が S3 の費用を払うように仕向けることが可能。
- ユーザーが支払いに同意すると、ユーザーの情報をパラメータに含めたURLを渡す。これでユーザーが支払う形になる。(こちらには一銭も入らないけど)
- Amazon Dev Pay を使えば、S3 を利用したリソースに対して、容量・転送量・アクセス回数などの単価、月額費用などを自分で決めてサービスを販売することができる(これはEC2でも使える)。
- Amazon Dev Pay を利用するには、販売するサービスを登録し、Amazon に承認してもらう必要がある。
- Amazon Dev Pay ではユーザートークンをアプリ側で中継するため、ちょっとした作りこみが必要。このトークンを利用することでS3ダウンロード課金が可能になる。
- Amazon Dev Pay と Requester Pays をミックスすることも可能。
- つまり、初期の支払いは Dev Pay で済ませてしまって、その後のデータの課金は Requester Pays モデル。だと思う。ややこしい・・・
- (もうちょっと頑張ると)Dev Pay で販売しているサービスを自分で購入し Requester Pay のバケットを作成してデータを放り込む。すると今後DevPayでサービスを購入する人はそこからデータをダウンロードすることになるので、その分については Requester Pay モデルになる、と。。。
すいません、DevPay については今申請中なので、もうすこし具体的に見えてきたら追記する、、、かも。
⇒数時間で申請OKきました。もうちょっとテスト・・・。
とりあえず、書いとかないと忘れそうだったので、メモ残しておきます。
S3はすばらしいサービスですが、ネックはデータ転送速度が遅いこと(EC2含めて)なので、早くアジアエッジを作って欲しい・・・ですね。
投稿者 aka : 2009年02月06日 22:56 / 2009年02月 / メモ
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