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2007年04月05日
スパムサイト作成講座20 - [番外] class=l の謎
スパムサイトを運営していると、何故か「class=l」というキーワードを付けられて検索されることがある。
というか、これを見て欲しい。
動的にページを生成しているサイトだ。みんな class=l にやられている。
原因が見えてきたのでちょっと紹介しておく。
こちらの実験サイトに class=l が初めてやってきたのは Become のクローラーだった。
Become のクローラーはご丁寧にもリファラを送ってくる。
みてみると、このサイトに行き着いた。
下の方に「ランダムリンク」というのがあり、ここでの URL 指定が間違っている。class=l というのを URL につけてしまっている。
さて、SEO に詳しい人なら(?)class=l でピンとくるものがある。そう、Google の検索結果だ。
Google の検索結果では、A タグの中に class=l というクラス指定がされている。
「ランダムリンク」・・・とは Google の検索結果を何らかの形で加工して表示しているものではないかと推測する。
または、そのようなリンクを配布している API を利用しているのではないか、と。(たった数個のサイトの影響とは思えないので、やはり API みたいなものが使われている気がする・・・)。
#そして途中パースに失敗している、と。
ただ、スパムサイトを運営してGoogle 検索結果にでてくればこのようなサイトからバックリンクがもらえる、というのは一つ覚えておいていいだろう。
まぁこの場合、class=l という焼印を付けられてしまうのだが。
※これを見てほしい。実験サイトでも class=l つきのページはバックリンクを獲得している分、上位に表示されているようだ。
さて、同じようなサイトにこういったものもあった。
ページ末尾に同じようにランダムリンクと称したものが貼られている。class=l を付けて。
ちょっと調べてみたところ、これらのサイトはいずれも同じサーバーで運営されていた。
最初は情報○業家などから間違ったソースコードが配布されているのかなと思ったが・・・・・えっと、ここから先はあまり書くべき情報ではないので割愛させていただく。興味がある方は上記サイトのソースの下部を調べてみると何かわかるかもしれない。
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さて、無理やり講座に戻そう。
遅遅として増えない実験サイトの Yahoo インデックスだが、これを重視している理由はもうお分かりいただけたかと思う。
Yahoo! は公式に API を提供しているので、ロングテールでも検索上位に出ればいろいろなサイトからバックリンクがもらえる、というわけだ。
バックリンクといえば、昔は相互リンクだったが、今は「数」「アンカーテキスト」「関連性」をベースとしたロングテール型での獲得を狙う必要がある。
既に実験サイトはトラフィック過多なので微妙なのだが、次回以降もうすこし突っ込んでみることにしよう。
※この講座で実際のサイトを紹介するのはいろんな意味でリスクあるのですが、本エントリは実験サイトの状況を分析する目的で記述しているものであり、上記紹介サイトに独断的な解釈を与えようとするものではありません。
※本エントリはスパムサイトをネタにしたSEO講座です・・・いい意味で。⇒序章を参照
投稿者 aka : 2007年04月05日 12:32 / 2007年04月 / SEO (スパムサイト講座)
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