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2007年01月30日

スパムサイト作成講座9 - 無限ランディングページの増やし方 あとで読む

さて、そろそろ Google インデックスも増えてきたので次の手を打つとしよう。


前回 NewsWatch の新着キーワードを表示させたので、トップページには毎日新しいランディングページへのリンクが形成されている。

ただ、これでは一日数ページしか増えないため、Yahoo API - 関連検索ワードWebサービス を使ってページ生成を加速させることにする。

この API を使えば、キーワード一つに対して複数の結果が得られるため、ほぼ無限にリンクを作成することができる。

そこで、そのまま関連語を張ってみる。

sfa-cms-related-out.gif

ランディングページのキーワードから他のランディングページへの誘導リンクを自動生成するわけだ。たったこれだけでほぼ無限のページを取得できた!


・・・などという安易な方法は絶対に取ってはいけない。


愚民の悪知恵など優秀な検索エンジンに通用するはずがない、と考えるべきだ。


そこでどうするか、だが、とりあえずは正攻法でいってみる。

まず前回も書いたとおり、「キーワードはカテゴリである」と思い込むことが重要だ。作っているものはスパムサイトなんかなじゃない!と。

そして、キーワードに対する2語検索結果が「コンテンツ」であると思い込む。

サイト構成は必ずツリー構造で考え、幹となるもの、葉となるものをきちんと区別して構築することが肝要である。


ということで、以下の作業を行った。詳しくは説明しないが作業を列挙しておく。

↓一語検索に対してはカテゴリーを作成するようにした。
sfa-cms-related-category.gif
表示しているものは関連語だ。
関連語がない場合は、「○○ 画像」「○○ 動画」を表示するというひどい仕様になっている。


↓カテゴリを追加したことで、新しい URL スキームを追加した。


RewriteEngine On

RewriteRule ^/tag/([^/]+)$ /category.php?q=$1

RewriteRule ^/word/([^/]+)/(.*)$ /search.php?c=$1&q=$2


ただし、いずれインデックスが減少に転じたときに、この URL 体系は変更する必要があるだろう。


↓サイトナビゲーション(いわゆるパンくずリスト)を表示するようにした。
sfa-cms-related-bread.gif
内部リンク密度を適正に保つためにもパンくずリストは必須だ。

↓h3 要素で表示していたキーワード名のリンクを外した。
sfa-cms-related-nolink.gif
予想通り、単語を入れ替えたページは検索結果で「関連するページ」に含まれていたため、クロールされないように配慮した。

↓フッタに、現カテゴリ内に含まれる他のページ一覧、現在のトップカテゴリ一覧を表示した。
sfa-cms-related-footer.gif


さて、この時点ですでに検索フォームは意味がなくなった。
インデックスが増えれば人間は Googleさま経由で当サイトに訪問することになるので、当サイト上で人間が検索することなど考えなくてもいい。

もはやフォームの検索結果などどうでもいいのだが、道義的に正しく動作するようにしている。


という感じで作業を行ったのだが、ちょっとこれでもページの増え方が早いので心配だ。


また、内部リンクの密度が薄いので、次回はさらに内部リンクの密度を増やすための作業を行うことにしよう。


入れ替え検索 SFA-CMS


※本エントリはスパムサイトをネタにしたSEO講座です・・・いい意味で。⇒序章を参照

投稿者 aka : 2007年01月30日 17:32  / 2007年01月 / SEO (スパムサイト講座)

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