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2007年01月17日

スパムサイト作成講座7 - 動的 URL を静的 URL に変換する - mod_rewrite あとで読む

実験サイト SFA-CMS では、「cms sfa」の検索結果は以下のような URL になっている。

http://www.sfa-cms.com/tag/cms+sfa

内部的には php が動作しており

http://www.sfa-cms.com/search.php?q=cms+sfa

という URL が呼び出されている。


「?」を含む動的 URL をそのままにしておいても google が検索しないということはないのだが、「Google は動的なページを登録しますか」にもあるように、基本的には静的な URL を構築したほうが良い。

静的な URL を生成する方法は、apache の場合 mod_rewrite を使うのが一般的である。

以下のような記述を httpd.conf (の従属ファイル)に記述することで、静的 URL での仮想アクセスが可能となる。

RewriteEngine On
RewriteRule ^/tag/(.*)$ /search.php?q=$1
AllowEncodedSlashes On

レンタルサーバーなどで httpd.conf が変更できない場合は、.htaccess に記述することで動作するものもあるので確認してみると良い。


なお、最後の

AllowEncodedSlashes On

については任意である。
このオプションが設定されていると「/」がキーワードに含まれた場合もきちんとエンコードされて送信される。

「/」が含まれるキーワードで検索してみると「ページが見つかりません」などとなるサイトがあるのは、この設定を行っていないためであることが多い。


なお、日本語キーワードだと URL に「%」が大量に含まれることになる。(例:http://www.sfa-cms.com/tag/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB+%E4%BA%88%E7%B4%84)
これが気になる方もいるかもしれないが、URLに含まれるエンコードされたキーワードも検索結果の評価対象に含まれているため、これはこのままにしておいてとりあえずは構わない。

ただし、URLのエンコード前の文字コードと実際のwebページの文字コードは合わせておく必要がある。

例えば、SFA-CMS を使って携帯向けサイトを構築する場合、本文ページだけ SJIS に変換してしまうと URL に含まれるキーワードは検索キーワードの評価対象外になってしまう可能性があるので注意しよう。


※本エントリはスパムサイトをネタにしたSEO講座です・・・いい意味で。⇒序章を参照

投稿者 aka : 2007年01月17日 12:01  / 2007年01月 / SEO (スパムサイト講座)

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コメント

http://www.yahoogle.jp/
ヤフーグルは検索結果をhtmlとしてるのでgoogleの検索によくひっかかたりしますね。

投稿者 あっくん : 日時 2007年01月18日 00:51

動的ページの拡張子を .html にしてるのはほぼ確信犯ですよね…

中にはヘッダ情報も静的に見せるため Last-Modified 送信したり、さまざまです。


でも、そろそろ検索エンジンも拡張子やヘッダに惑わされないようになっている・・・はずです、多分。 digg なんかを見ていると。

投稿者 aka : 日時 2007年01月31日 11:48

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